こんにちは、ゆうとです。
ワーホリを考えているけれど、どこの国に行くべきか、そもそも行こうか行くまいか悩んでいませんか?
僕は去年の6月にワーホリでオーストラリアに来て、心の底から「来てよかった!」と思うので、その経験をシェアしていこうと思います。
オーストラリアは魅力的な自然やマルチカルチャーとも言われる多文化な環境で、日本からだけでなく世界中の国から多くの人が来ています。
オーストラリアの内務省が出している統計では、去年の6月末までの1年間で14,344件のワーキングホリデービザが日本人に発給されており、この発給数は過去最多となっています。
この記事では、僕がオーストラリアを選んだ理由と、ワーホリを通じて達成したいと思っていた目的について書いていきます。あなたのワーホリ選びの参考になれば幸いです。
ワーホリとは?
簡単にワーホリとは何なのか解説しておきます。
ワーキング・ホリデー制度
ワーホリはワーキング・ホリデー制度の略で、ワーキングホリデービザを取得すれば、その国に滞在することが可能です。以下に外務省のワーキング・ホリデー制度について抜粋します。
ワーキング・ホリデー制度とは、二国・地域間の取決め等に基づき、各々が、相手国・地域の青少年に対し、休暇目的の入国及び滞在期間中における旅行・滞在資金を補うための付随的な就労を認める制度です。各々の国・地域が、その文化や一般的な生活様式を理解する機会を相手国・地域の青少年に対して提供し、二国・地域間の相互理解を深めることを趣旨とします。
ワーキングホリデー制度|外務省
このワーホリは、人気の高いオーストラリア・ニュージーランド・カナダを始め、最近ではフィンランド・ラトビア・ルクセンブルクなどと、30カ国・地域との間で導入されています。
なぜワーホリでオーストラリアが人気なのか?
冒頭に書いたように、去年の6月末までの1年間で日本人に発給されたワーホリビザは過去最多の数で14,344件。
これだけでもオーストラリア人気が見て取れますが、何も日本人に限ったことではないようです。
同統計を見ただけでも、世界各国からのオーストラリア人気が伺えるのではないでしょうか?
その背景には次のようなことが考えられます。
- 魅力的な自然
- 文化の多様性
- 英語圏
- 労働市場
- 安全性
このあたりが考えられるのではないでしょうか?
実際に僕がオーストラリア行きを決めたときも、これらの要素が決め手にもなりました。
魅力的な自然
なんと言っても、オーストラリアは自然が豊かなのが印象的でしょう。僕はビクトリア州のメルボルンに住んでいるのですが、街中でも自然を身近に感じることができます。
特に日本から1番近いオーストラリア北部でケアンズやブリスベン、ゴールドコーストがあるクイーンズランド州では多くの自然があり、「世界遺産の海|グレードバリアリーフ」や「巨大な砂の島|モートン島」などが有名です。
またオーストラリアのノーザンテリトリー準州にあり、現住人には「ウルル」と呼ばれている「エアーズロック」も魅力的な自然として有名でしょう。
デジタル化が進む現代で、日常の中で自然に触れたい人にとってオーストラリアはとっておきの国ではないでしょうか?
文化の多様性
メルボルンの街を歩けば、オージーとも言われるオーストラリア人がいるのはもちろん、中国・インド・韓国・タイなどといったアジア人もすごく多く、イギリスをはじめとする欧米人やコロンビアなどの南米人、南アフリカなどのアフリカ人、と本当に多国籍な人々に出会えます。
何も人だけでなく、レストランなども国際色豊かでさまざまな国の料理を食べることができます。メルボルンでは反対にオーストラリア料理を見つける方が難しく感じます。
英語圏
オーストラリアは母国語が英語です。ワーホリ先を英語圏で絞って探している人が多いのではないでしょうか?
オーストラリア英語は訛りあり、僕ら日本人が聞き馴染みのあるアメリカ英語と比べると発音もスペルも多少違いがありますが、絶対にアメリカ英語を身につけたい人以外は特に気にする必要はないと思います。
またオーストラリアは移民の数がとても多いため、国自体が英語学習に力を入れております。それに加えて、先ほど書いたように多国籍な文化なので、英語学習者に寛容で最高な環境と言えるでしょう。
労働市場
世界の最低賃金ランキングで1位のオーストラリアは今年の7月にさらに賃上げされ、最低時給24.1ドル(AU)と日本円にして約2,500円となっています。
あくまで休暇のための就労かつ、賃金に比例して物価も高いですが、働き方によっては貯金することも大いに可能です。
だからこそ出稼ぎ目的で渡豪してくる人も多くいるのでしょう。
安全性
僕ら日本人からすると日本以上に安全な国はないと思いますが、オーストラリアは世界の中では比較的安全な国と言えるでしょう。
僕自身も1年以上メルボルンに住んでみて、これといった事件に僕も友人も遭遇することなくすごくことができました。
この記事を読んでいる人はワーホリで初めて海外に住んでみようとしている人がほとんどだと思います。
オーストラリアは日本との時差が1、2時間しかないので、簡単に日本にいる家族や友人と連絡を取ることができ、これは渡航する上でとても大きな安心材料になるでしょう。
なぜワーホリでオーストラリアに来たのか?
僕がワーホリでオーストラリアに来た理由は大きく2つです。
- オーストラリアでセミプロサッカー選手になるため
- 英語を習得するため
細かい理由はたくさんありますが、大きくはこの2つで完結すると思います。
オーストラリアでセミプロサッカー選手になるため
これに関しては別記事で詳しく解説するのでそちらを読んでみてください。
英語を習得するため
多くのワーホリを考えている人が語学に興味があり、実際にワーホリで来ている人の大半が語学を習得したいと考えてると思います。僕もその1人でした。
具体的にオーストラリア生活の中でどうやって英語を学習したかも別記事で解説しようと思っているので、ぜひそちらもチェックしてみてください。
他の国ではなくオーストラリアに決めた理由
セミプロサッカー選手になりたくて、英語環境となるとほぼ絞られていたのですが、それ以外にも渡豪前に決め手になったものがあったので紹介します。
- 日本との時差が1、2時間
- 温暖な気候
- 多様な文化
これらが挙げられました。
日本との時差が1、2時間
やはり初めての海外生活ということもあり、何かあったときにすぐ日本の家族や友人と連絡が取れるというのは、ワーホリに踏み切るのにとても安心材料になりました。
それこそ知り合いがオーストラリアにいるわけでもなかったですし、全く不安がなかったかと言われるとそんなことはなかったです。
実際にオーストラリアに来てからは対して日本と連絡を取ってはいませんでしたが、間違いなく決め手ではあったでしょう。
温暖な気候
僕は冬生まれなのですが、どうも寒いのは苦手です。オーストラリアに来れば年中温暖な気候で過ごしやすいんだろうという思考で決めました。
ただ、これには裏切られる形になりました。
僕が住む場所に決めたのはビクトリア州のメルボルンで、オーストラリアの南側に位置します。
メルボルンでは1日に4つの季節があると言われるくらい、天候の変化が激しく、当たり前ですが夏は暑く、冬は寒いです。
実際住んでみてイメージとは異なりましたが、渡豪前は温暖な気候の中での生活を夢見ていました。
ワーホリでオーストラリアを検討していたら、少なからずこの考えを持ち合わせているのではないでしょうか?
どうしても譲れない部分であれば、オーストラリアの中でもケアンズやゴールドコーストなど、北部に行くことをおすすめします。
多様な文化
オーストラリアは世界各国から人が集まっており、文化の多様性があるという情報をみて、「世界中に友達ができたらいいな。」と思って渡豪してきたのを思い出します。
それからその背景にある、「英語非ネイティブの人も多いだろうから、自分の英語力が低くても平気だろう。」」という考えがあったのは言うまでもありません。
実際にいろんな国籍の友達ができたので大満足です。
英語も壊滅的にひどかったですが、すごく優しい人が多く、「英語を流暢に喋れないんだ」と言うと「俺だって日本語喋れないさ。」のように返してくれて、心が軽くなったのを覚えています。
それから英語を喋れない僕をいろんなところに連れて行ってくれたりしてくれた友達ができたのは、僕に取って1番大きなことかもしれません。
オーストラリアの中でもメルボルンにした理由
オーストラリアには素敵な都市がたくさんありますが、その中で僕がメルボルンに決めた理由は2つです。
- メルボルンはサッカーが盛ん
- 街並みがヨーロッパ
メルボルンはサッカーが盛ん
どうしてもサッカー基準で考えていましたが、メルボルンは他の都市に比べてサッカーが盛んで、100チーム以上のセミプロチームがあります。
プロチームでも、あの本田圭佑選手が在籍したメルボルン・ビクトリーがあるのもメルボルンです。
詳しいことは別途解説するので、その記事を読んでみてください。
街並みがヨーロッパ
実は小さい頃からヨーロッパに行ってみたいと強く思っていて、ヨーロッパの街並みや景色にすごく憧れがあります。
ただいきなりヨーロッパに行く勇気はなく、ワーホリについて調べていたときにメルボルンの街並みをネットで見て、小さい頃のヨーロッパへの憧れと同じ感情を覚えました。
今住んでいるのは少し郊外なので頻繁に街に行くわけじゃありませんが、街に行くとオシャレな建物やアートなど心踊るものが見られます。
メルボルンに住み出して1年以上経った今でも、街並みに感動して「海外にいるんだな。」と思うことが多々あります。
まとめ
今回は、僕がワーホリでオーストラリア・メルボルンを選んだ理由について書いていきました。
実際に渡豪前の自分を思い出しながら書いていると面白く、「あんなことやこんなことがあったな。」と多くのことを思い出しました。
また追って、ワーホリでのオーストラリア生活について書いていくので、ぜひそちらもチェックしてみてください。
ワーホリを考えている人にとって少しでも参考になれば嬉しいです。最後まで読んでいただきありがとうございました。